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夏季保育も盛りだくさん!
「冷たい!」
「やわらかいなぁ」さぁ、何を触った時の子どもたちの感想でしょうか?
正解は、昨日今日と年長児が取り組んだお抹茶茶碗の製作での感想でした。
毎月取り組んでいるお作法は、卒園前のお茶会に向けての練習でもありますが、そのお茶会で保護者の皆さんに振る舞うお抹茶を入れる茶碗を子どもたちが製作します。世界に一つだけの特別な茶碗作りを楽しみにして、陶芸の先生の話を真剣に聞いています。
初めて陶芸をするよと言っていた子が多かったため、一つも説明を聞き逃さないように聞いていました。
はじめはみんなが持っている粘土を丸くした形の土をもらってそこから茶碗の形にしていきます。触ってみるとひんやりしていたようで「気持ちいいね」という声も聞こえてきたり、自分たちが部屋で使っている粘土よりはやわらかいと伝えてくれました。自分のろくろに土を置いた瞬間からさっそく製作に取り掛かる姿は職人のようで、はじめに土の感触の感想を伝え合ってからは真剣に、自分の器と向き合う姿が見られました。じっくり時間を掛けて微調整を重ねる子もいれば、直感で形を一気に作り上げ「できた!」という子もいて、陶芸の先生もあまりの速さに「早く作りすぎると写真屋さんが困っちゃうよ、お家の人に見てもらう写真撮れないよねぇ」と心配してくださるほどでした。
しかし子どもたちはそんな大人の心配などお構いなしに、思い思いの茶碗を作っていました。
次は色付けですね!どんな絵や模様を描くか、今から考えておいてください!そして給食では、年長児がデイキャンプに向けて育てていた枝豆がまだまだ収穫できたようで食べさせてもらいました。手作りゆえの形の不揃いさが面白かったようで、
「豆入ってなかった!」
「見て見て!赤ちゃん豆だ」
と見せてくれました。小学校でも野菜を育てたりするのかな?自分たちで育てると、自然と興味関心を持つことができ、楽しいですね。
外遊びでは、虫探し 兼 お手伝いとして、雨で溝に流れてしまった土をスコップで掘り出して園庭に撒いてくれました。みんなの予想ではダンゴムシがいるとのことで、虫好き、お手伝い好き、力持ちが集結して掘り出してくれました。・・・が
「うわ!」「きゃ!」
と悲鳴が聞こえどうしたのと聞くと、そこにはミミズが!
残念ながらその場に居合わせた職員(私です)もミミズが苦手で一緒になって悲鳴をあげましたが、太いミミズから、糸のようなミミズ、長いミミズ、様々で子どもたちは大喜びでした。ミミズのいる土をそのまま園庭に撒くと「ミミズが乾いちゃう」と子どもたち・・・
ミミズだけスコップですくって、花壇に連れていってあげました。綺麗な花が咲くようにミミズに土を綺麗にしてもらおうね!
来週にはどんな活動があるかな、楽しみにしていてくださいね!