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園庭遊び
園庭に出ると一目散に築山に走って行く子ども達。年長児は英語の先生の
「Ready Go!」の合図で何度も滑り台を滑っていました。
2・3人だったら一緒に滑っても大丈夫。多人数になった時はどうしたらいいのかな。
「下には誰もいない、OK」「押したらダメだよ」子ども達の中でルールを作っていっています。安全に気を配りながら行動できるようにしていきたいですね。子ども達は園庭遊びが大好きです。興味を持った活動に自分から関わっていこうとします。でもまだ年少さんは一人で園庭に出て行くことに不安を感じる子もいます。「一緒に行こう。」と先生と手をつないで誘っている姿もあり、先生の手を離さない子もいます。新学期が始まったこの時期はそれでも良いですね。ゆっくり自分のペースで遊び込めるようになっていきましょう。
心地よい風と太陽の下で体を十分に動かすことの気持ち良さを味わってほしいものです。
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だんごむし
園庭の片隅でみんなが頭をくっつけてのぞき込んでいます。何かと思ったらアリの巣。でもアリの巣を見ているだけじゃありませんでした。
アリの巣にカサカサになったダンゴムシがコロコロ転がっています。「なんで死んじゃったんだろう。」「なんでいっぱい死んだのばかりいるの?」「誰かがここに持ってきたんだよ。」??がいっぱいです。
元気にしゃかしゃか動いているダンゴムシを見慣れてきた子ども達にとって動かない、カサカサになったダンゴムシは不思議です。この場所にはいつも子ども達が集っていますので、そのうちカサカサダンゴムシが誰に運ばれてきたか分かる日がきますね。
子どもをとりまく自然を題材にした絵本を毎月クラスに配布しています。子どもの気付きに共感し、解説したり答えを与えたりするのではなく、子どもが答えを自分で探せる環境を整えていきます。
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朝の登園の姿
朝、スクールバスを降りたら年少さんの手をしっかり握ってお部屋に向かってくれる年長さんです。とても頼もしいですね。もちろん年長さんの手助けが必要ない子もいます。
「自分で行けるから、さわらないで。」とお部屋に向かっていきます。「あの子と手をつなぎたいの。一緒に行きたいの。」と自分の気持ちを言える子もいます。それぞれの子ども達の気持ちを受け止めながら幼稚園に慣れてもらい、安心して登園できるようにしていきたいです。
自分の荷物もあるけど、年少のお友だちを気遣って手をつないでくれる年長さんの後ろ姿は大きく大きく見えます。自分が役に立てていることをきっと感じていることでしょう。こんな経験をたくさんしていき、もっと人の役に立ちたいという意欲に結びつくといいですね。