特色ある教育

スイミング

幼稚園に設備されている、温水プールを使って様々な遊びを行っていきます。水泳は、体力や免疫力をつけ、身体の発達を促します。
正課プールでは、子どもが水中で動く楽しさを感じられることを第一に、自然に泳ぐ事への興味関心が持てるようにあそびを中心とした指導をしています。クラス全体でプールを行うことで、水が苦手な子も周りを見ながら、やってみようとする活動意欲につながります。「早く入りたい!」「潜れるようになったよ!」といった声が子ども達から聞こえてきます。常に楽しい、わくわくした気持ちで取り組んでいます。

リトミック

「今日は何に変身して、どこへ冒険に出かけようか?」季節や自然をテーマにした音遊び。子どもたちの心の中はイメージが膨らんでいっぱいになります。観て、聴いて、考える。時にはお友達と協力し合って身体を動かす。リトミックは、音楽を通して心で感じたことを頭で考え身体で表現することで、社会で生きていく力を育みます。子どもたちが、楽しい!と感じる気持ちを大切に取り組んでいます。

お作法(年長児のみ)

世の中のデジタル化が進めば進むほど、人と人との『心のつながり』がより一層大切になってきます。お作法は、この『心のつながり』への第一歩である相手に対する思いやりの心や感謝の心を伝えるための「挨拶」と「お辞儀」を学ぶことを目的としています。お作法の時間には、季節の絵の懐紙にのせてお菓子を、またお伽噺の絵のお茶碗でお抹茶をいただきます。そして、お抹茶を点ててお客様(お相手)に差し上げるなど、日本の伝統文化の一端を体験します。卒園前には、保護者の皆様をお招きしての『感謝のお茶会』も予定しています。

絵画

「描きたい」と思って描いた子どもの作品からは、子どもたちの声が聴こえてきます。「お母さんの顔」を描いた3歳児は「ママ、ピンクすきだからピンクでかいたよ」4歳児は「ママとパパ、なかよしだから、パパもかいたの」5歳児は「ぼくがようちえんだと、ママさみしいから、ぼくのすきなドラえもんかいたんだよ」大切なことは、画面いっぱいに描かせることでも正しい色使いをさせることでもありません。子どもの発達段階や個性的で多様な表現があることを理解しながら、受け止めることを大切にしています。
また、3歳児から5歳児までを縦割りクラスにして、全園児で「お店屋さんごっこ」の造形活動をします。廃品を工夫しながら、子どもたちの主体性を大切にしながらの活動です。「お店屋さんごっこ」当日は、手作りのお金で「売ったり、買ったり、呼び込みをしたり・・・」お釣りをたくさん渡しすぎたり、お化け屋敷が怖いと泣いたり、・・・いろいろなハプニングもあり、生き生きと活動する子どもたちの元気な姿がみられます。

英語(外国人講師)

国際化(グローバル化)が進み、将来、さまざまな国の人とコミュニケーションを取るために英語教育を導入しています。外国人講師と接することで、世界中には、皮膚の色・髪の色・目の色・言葉の違いがあることを受け入れ、国際感覚を身に付けてほしいと思っています。歌、カード、体を動かしながら、講師の先生の表情豊かな指導で、楽しく英語を学んだり、一緒に給食を食べたり、園庭で遊んだりします。英語でのやりとりですが、英語の先生と子ども達のパワーがぶつかり合いながら、元気な声が響き渡っています。

体操

幼稚園での体操はまず、楽しさを味わうことから始まります。 そこから自分の身体を動かすことに興味を持ち、運動をすることが好きになっていきます。 体操の時間に鉄棒での回転感覚、跳び箱での空中姿勢と着地などを経験することで、身を守る動きや危険を察知する力を養い、子ども達も自信をもって色々な事に挑戦してみようと思えるようになっていきます。 園庭環境も「子ども達に必要なものは何なのか?」を職員で話し合い、子ども達の挑戦する気持ちを大切にするために、築山やツリーハウスなども専門家の助言を受けながら職員自ら製作をしています。これからも少しずつですが、子ども達が挑戦して成長することができるような園庭環境を引き続き整備していきます。 普段は家の中で遊ぶ機会が多くなって来ている最近の子ども達に、外で遊ぶ気持ちよさを身体全体で十分に感じてほしいと思います。