活動記録

内科健診の様子(園医 渡部剛也先生)

2022年7月1日

【5月・6月に内科健診をしてくださった、渡部剛也先生から、健診での子どもたちの様子をお知らせいただきましたので掲載します】

 

『ありがとうございました!』

診察が終わると園児が大きな声で言ってくれます。私は『どういたしまして』とお返ししています。

毎年健診でひまわり幼稚園にお邪魔していますが、園児にはいつもたくさん元気をもらっています。名古屋でも桃花台でも多治見でも、ひまわりの園児たちはみんなとても元気で純真です。でもさらに、いつも礼儀正しいことに驚きます。

健診では、特に年少さんには、予防接種の痛い!思い出があるためか白衣を見るだけで怖がる子がいます。順番が来る前から泣き出しそうに硬くなり、痛くもかゆくもない診察が終わった途端、逃げ出すようにクラスメートの列に戻っていくのですが、そのとき先生に『お医者さんにごあいさつ!』といわれるとハッとして、向き直って、私の目を見て、『ありがとうございました!』と言ってくれるのです。

人と人のつながりの、基本中の基本を教えてくれているような気がして、私は『どういたしまして』と園児に感謝を表さずにはいられなくなります。

最後に、クラス全員の診察が終わると一同声をそろえて『ありがとうございました。さようなら!』とあいさつして診察の部屋を出ていきます。さっきまで泣きそうだった児も、まさにニッコニコで手を振りながら。

 

園医 渡部 剛也