活動記録

6月1日 通常登園(半日保育)

  • 全学年
2020年6月1日

今日から、通常登園が始まりました。分散登園では、『幼稚園での生活にも少しずつ慣れ、安心して過ごすことができるようになった』ように見えましたが、今日は違いました。
 「ママに会いたい」「おうちに帰りたい」「もっと遊びたかった」と泣きながら一生懸命に自分の気持ちを伝えようとする子ども、一人で遊んでいる子ども、友だちの遊びを見ている子ども、いつまでも靴を履き替えている子ども、走り回る子ども、おしゃべりの好きな子ども、上靴で外遊びする子ども・・・いろいろな子どもの姿が見られました。4歳児は、進級した喜びは感じていますが、新しい環境の中で、少し不安もあるようで、自分の思ったように振る舞えないように感じます。5歳児も進級した喜びや期待はありますが、自分の思い描いている5歳児としての役割に緊張や不安感を持っていて、自分の気持ちが思うように伝えられないように思います。
 幼稚園では、保育者が「大丈夫。ここは安心できる場所だよ。先生は今、あなただけを見ているよ」と言葉や行動、表情(今はマスク着用で表情がよく見えませんが・・)で伝え続けます。それに対して、子どもは本当に先生を信頼していいのかを確認して、「この人(保育者)がいるから大丈夫」と安心できる大人との関係を作り上げていきます。分散登園2回の後、今日は3回目の登園ですが、すでに保育者を信頼できる人であると確認しているような姿が見られました。“誰の声も聞きたくない、ただママに会いたいだけ“と思わせるほど号泣している子どもの隣に担任の保育者が来て、言葉がけをしました。すると、鳴き声が小さくなり保育者に抱かれました。オンライン保育で直接の会話はありませんでしたが、保育者に親しみを感じていたからでしょうか?
 子どもにとって信頼している保育者が自分の後ろから支えになってくれることは、大きな安心感になるはずです。子どもが安心して過ごすことができるように、子どものありのままを受け入れ、一人ひとりの良さを認め、寄り添っていきたいと思います。


人形を抱っこして、「かわいいね!」「ぎゅーしよ!」と年少さんのかわいらしいやりとりが見られました。


おもちゃの貸し借りがうまくできず、使っていたおもちゃを友達にとられてしまいました・・・先生とのお話でその後は仲良く遊んでいました。


トイレの順番待ちで、友達との距離が上手に保てるよう、廊下に貼ったテープの上に座って並んでいます。


植木のところにしゃがみこんで一生懸命のぞいている年中さん。ダンゴムシがたくさんいることを発見したようです。「ダンゴムシのお家があるのかなー?」と嬉しそうにしていました。


戸外遊びの後はしっかり水分補給。「マスク(汗で)ベトベトになったからかえるね!」と自分で気づいて交換できる年長さん。

指の間や手首なども丁寧に洗うことができますね。

今日は、3歳児担任の保育者にとっては、お帰りの時間に間に合うかな・・・ドキドキハラハラの半日保育でした。
 お家に帰ってからのお子様は元気でしたか?
 きっと、我慢したこともあったと思いますが、よく頑張りましたね。
 今日は早く寝て、朝ごはんをしっかり食べて、明日も元気に登園してください。
     『明日も幼稚園で待ってます!』