活動記録

みんなで育てたお米

  • 全学年
2021年11月12日

 

5月から各クラスで大切に育てたバケツ稲を白米と一緒に炊いて、給食でいただきました。

 

二学期に入ってからそれぞれのクラスで収穫作業し、それぞれのクラスで工夫しながら脱穀・精米を行いました。「どうしたら稲についた茶色いお米が白いごはんになるのかな?」お友だちや先生と意見を出し合うと「この中(もみがら)の中に白いのがあるんだよ!」という意見が。それからはもう全員でお米に集合し、小さなお米を一粒ずつ手にとり、ものすごい集中力で一生懸命もみがらをむく姿が…!年中さんや年少さんは、さすがに難しいかな?と思いましたが、そんな大人の心配もなんのその。小さな手で器用にもくもくと作業する姿が見られました。

 

みんなで一生懸命時間をかけて作業したお米は、全員で給食室に「お米お願いします!」と大きな声で誇らしげな様子で渡しにいきましたね。

 

 

全クラスで分け合うと本当に少しずつしかありませんでしたが、どのクラスでも「白いいつものお米」と「バケツ稲(玄米)が混ざったお米」の違いを子どもなりに感じながら味わうことができました。「おいしい!」「もっと食べたい!」の声があちこちで聞こえてきました。年長さんともなると「黄色い味はちょっと違うんだけど…何が違うんだろう?」というつぶやきが…。さすが年長さんですね。

 

お米は日本人にとって欠かせない食べ物です。お米がごはんになって食卓に並ぶまで、本当にたくさんの手間がかかっていることに感謝の気持ちを込めて、「いただきます」のあいさつをすることを子ども達にも伝えていきたいと思います。

 

月曜日の給食はごはん、豚汁、ひじきの煮物です。具だくさんの豚汁は大人気のメニューです。お楽しみに☆