活動記録

楽しかった観劇会♪

  • 年少
2021年12月1日

曇天の朝。
ちょっぴり早い登園に眠そうな子どもたち。

あるバス停で「今日はいいこといっぱいあるよ♪」と、ご家族と言葉を交わして乗り込んできた子どもたちがいました。
着席後話を聞いてみると、虹が見えたこと、観劇会があることなど“今日のいいこと”を
嬉しそうに教えてくれました。

その会話を聞いていた子どもたちと一緒に空を見上げるとバスの前に大きな大きな虹が架かっていました!
眠気に襲われていた子どもたちも一気に目が覚めて、「虹がバスを追っかけてくる~」と楽しそうな声が聞こえてきました。

幼稚園についてからも虹を見たよと教えてくれる子どもたちがたくさんいて素敵な朝のスタートになりました。

また、観劇会に対する子どもたちの期待感も大きいようで、バスが園庭に入ってくる度に「もうすぐ?もうすぐ?」と
外を眺めながら聞いてくる子どもがたくさんいました。
年長児とペアになって手を繋いで乗り込む子どもたち。乗った直後から「早く着かないかな~」と気持ちは観劇会に一直線。

いざ劇が始まると子ヤギたちに大興奮の子どもたち。
手拍子したり、歌に合わせて体を揺らしている姿も見られました。
スカンクのプーがおならをすると子どもたちはお友だちと顔を見合わせて大笑いしていました。

オオカミが出てくると・・・
ちょっぴり怖くて涙が出てしまった子どももいましたが周りのお友だちやお兄さん、お姉さんが「大丈夫だよ」と
優しく声をかけている姿もあり、私自身もとてもほっこりした気持ちになりました。

最後には7匹の子ヤギの家族になったスカンク。
家族の人数を数える場面で「1・2・3・4・5・6・7・・・」と
なかなか8番目が言えなかったスカンクを見て会場全体から自然と「8!8だよ!次は8!」と
教えてあげようとする声が上がっていました。子どもたちの優しさを感じることが出来ました。

帰園するバスの中でも「たのしかったね!」「助かってよかったね!」「オオカミさん怖かったね!」など
思い思いの感想を口にしている姿がありました。
子どもたちの心にまた一つ、素敵な思い出が刻まれた1日となりました☆