活動記録

5月17日

  • 年長
2021年5月17日

例年より早い梅雨入りとなり、月曜日から雨でした。
外遊びが大好きな子どもたちにとって大ブーイングな時期ではありますが、外遊び”できない”とマイナスなことに目を向けるのではなく、梅雨を楽しもう!とおはじまりで梅雨の説明をしていた時に子ども達とひらめきました。
例えばどんなことがあるか聞いてみると、

「今日バス停でカタツムリをみつけたよ!」

というお友達がいました。その言葉に続いてカエルやイモリなどの生き物に会えることが楽しみ!という子どもたちがいました。

「自分の傘持ってるよー!」

傘や長靴を使えることも楽しみなようで、どんな柄の傘を使っているか近くの友達に説明しているうちに「ちょっと楽しくなってきた」と、梅雨も楽しむ姿が見られました。
雨が降らなかった日には外遊びをたくさんして、その時きっと砂場はまだ湿っていると思うので、泥遊びも楽しみにしていてくださいね。

部屋での活動は、色混ぜ遊びをしました。
年長での初めての絵具、絵具のふたをパレットにして色を混ぜて新しい色を作るのも初めてなので、「今日は絵具で色混ぜをするよ」と話しをすると

「いええーーーい!!!!」

と元気いっぱい嬉しさいっぱいの返事が返ってきました。
製作に入る前にみんなが使っているクレパスやサインペン、絵具の中にある色以外にも世界には様々な色があり、色を勉強して仕事で役立てている人がいることを話しました。髪を切ってくれる美容師さんも色の勉強をしています、どうしてでしょう?という問いに最初はわからないといった様子でしたが「髪の色を変えるんだ!」と一人が気付くと「そっか!」「なるほど!」と納得したようでした。
子どもたちの中で青系は冷たい、赤系は暖かいという話がでました。日々の生活の中で自然に色に触れ、色を見るだけでなく、色を感じているのだなと驚かされました。

はじめはパレットに赤と青を出してみました。混ぜたら何色になるのか楽しみにしている子もいれば、すでに知っている子、筆を水入れで洗ったときに水の中ですでに混ざっていることに気づき「紫だよ絶対!」という子もいました。
さっそく混ぜてみると「わあ!」と色が変わったことに驚き画用紙に自分で作った紫を塗っていました。

「赤が多かったかも」「なんだか薄い色になった」

といろいろな声が上がり、絵具の比率や水の量で、同じ色を使って混ぜても一人ひとり違った色になることを楽しんでいました。年長の製作でこれから絵具を使う機会がたくさんあるので、どんな色で子どもたちが表現していくのか楽しみです。

 

明日もにこにこ笑顔の子どもたちに会えることを楽しみに幼稚園で待っています!