活動記録一覧

  • 垂らして、合わせて、あら不思議・・・!

    • 年中
    2024年01月11日

    なんだか急に寒くなってきましたね。
    外遊びでは、寒さに震えながらも、負けじと元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿が見られます。

    今月の制作では、「デカルコマニー」を行いました。
    「デカルコマニー」とは、フランス語で「転写」を意味する芸術技法のことだそうです。

    まず子どもたちに使う物を紹介し、実演をしてみました。
    半分に折った画用紙の片側に4色(赤・黄・青・白)のポスターカラーを垂らし、
    「これを折って、合わせてみたらどうなると思う・・・?」と聞くと、
    「え・・・どうなるの・・・?」と不思議がる子どもや
    「反対にも写る!」と答えた子どもがいました。

    「さあ!不思議な手品だよ~!」と画用紙を合わせて、開いてみると・・・
    「わあ~~!」と可愛い歓声が上がりました。

    同じ模様が片側にも写っていることや、
    色が重なり合って新たな色が生み出されていることに気付いた子どもたち。
    「やってみた~い!!」と目を輝かせていました。

    さて、いよいよ自分たちの番になるとワクワクした様子で取り組みました。
    豪快に絵具を垂らしていく子どももいれば、
    慎重に、狙いを定めるようにして垂らそうとする子どももいました。
    また、「模様を作ろう」という思いの子どもと
    「色を沢山混ぜよう」という思いの子どもがいて、
    子どもたちそれぞれのこだわりが見られて、非常に興味深かったです!

    そして、ついに画用紙を折り、模様を転写して開いてみると・・・
    子どもたちの反応も様々でした。
    「こんな風になるんだ・・・!」と驚いている様子の子どもが多かったように思われます。

    自分の作品を眺めて、
    「ピンクになってる~!」
    「かえるみたいになった!」「ちょうちょに見える!」
    「なんだか隕石が落ちているところみたい・・・!」
    「ここの真ん中のところ、なんだか天使みたいだね~!」
    と様々な感想がありました。

    子どもたちの純粋な気づき、発想がとても素敵で、思わず笑顔が溢れました!

    次はどんな楽しいことが待っているかな・・・?

    明日も皆さんに会えることを楽しみにしています!