活動記録一覧

  • 座禅

    • 年長
    2022年02月28日

    千種区にある大龍寺で座禅体験をさせていただきました。
    早いコースは1月の中旬に、中間・遅いコースはコロナの影響で少し遅くなってしまいましたが、今日無事に行くことができました。

    お寺に着いてバスを降りると、なんだかシーン!!
    お寺に隣接している幼稚園からも全く声が聞こえません、、、。
    静かな雰囲気に、子ども達もちょっぴり緊張気味な様子。


    まずは仏像見学をさせていただきました。
    住職の浅井先生から「みんなは知らない人のお家に行く時に、大きな声で話す?」と聞かれ、「ううん!静かにする!」と。
    「そうだよね、仏像がいるお家は、神様のお家だから静かに見ようね!」と説明を受け、さっそく小さな声で「はーい!」と返事をして仏像見学へ。
    室内では、靴を脱いで見学をしました。みんなが静かな分、歩くと、”ミシミシ”と音が響き、さらに少し薄暗いこともあり、「ちょっと怖いよ~」「オバケとか出ないかな大丈夫かな?」と心配そうにする子もいました。
    でも、進んでいくと、、、?
    眠っているように見える仏像や、ニコッと笑っている仏像、何かの上に乗っている仏像など、1体ずつ表情も恰好も違って、とっても面白く、怖さなんてどこかに吹き飛んでいってしまいましたね!
    緑色と黒色の洋服を着た仏像がいると、「あれ、炭治郎みたいだね!」との声も、、。
    「何にも持っていない仏像と、巻物とか持ってる仏像がいるけど、それは何で?」と疑問も。
    こういう子ども達の「なんでだろう?」という疑問や、興味を持ったことを大切にしていきたいと思います。


    事前に、お寺では「敷居を踏まない」と約束をしていたので、しっかり約束を守って、またいで通ることもできていました。
    担任の先生が、子ども達の様子を見ながら後ろ向きで歩いていて、敷居を踏みそうに、、、!「あっ!先生!そこ敷居あるよ!」と子ども達から教えてくれました。さすがですね!!!


    続いて、座禅体験です。
    住職の浅井先生、仏像の時には持っていなかった長くて強そうな棒を持っていました。
    これは、”きょうさく”と言って、姿勢を正したり、緊張して肩に力が入っている時にリラックスできるように、背中をトントンッと叩く棒のことです。
    怖がるかなと思いきや、積極的に「僕にやってほしい!」「私にも叩いてほしい!」と!

    座布団に座るとさっそく足を組み始める子もいました。
    正式な名前は”けっかふざ”というそうです。
    実はこの座り方、先生たちは体が硬くて、上手に座れないんです、、、。
    でも、子ども達ってすごく柔らかくて、とっても綺麗な姿勢で座ることができていました。

    座禅の時間は、15分~20分ほど。その間、誰も話さず、ゴソゴソもしず、最後まで集中して行うことができていました。
    「はい、おしまい!」と声がかかっても、しばらくしーん。
    最後の最後まで集中し切って取り組む姿には感心させられました。

    最後は、住職の浅井先生と一緒に集合写真をパシャリッ!
    裸足の先生を見て、「ねえ、寒くないの?」と気にかける優しい女の子もいましたよ!
    ひまわり幼稚園の子ども達って、本当に優しい子ばかりですね!

    貴重な体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。