活動記録一覧

  • 緊張した~!

    • 年長
    2022年03月04日

    今日は年長児が1年間学び、練習してきたお作法の集大成をお家の人に見せるドキドキの日でした。

    ドキドキで楽しみな理由は様々で、

     

    「早くお菓子食べたい!」

    「ママに見てもらうの?」

    「作ったお茶碗で飲むんだよね」

    「お作法のやり方教えてあげないと!(お家の人に)」

     

    と、始まる前にたくさん教えてくれました。

    お茶会では自分たちが今まで練習してきたように、お菓子やお抹茶を作法にならっていただいてかっこいいところを見せようとしながらも、今日はお家の人がご主人となってくれていたので少し照れくさそうでした。

    自分たちがいただいた後は自分がご主人になる番です。お家の人にお抹茶を出すために水屋に取りに来た時には、デイキャンプで作って、造形展で飾っていた自分の茶碗にお抹茶が入っているのを見て、ついニヤリとしていました。子どもたちの小さな手で作った可愛らしい茶碗は形が様々で、自分で茶筅を使いお抹茶を立てる時には、こぼさないように工夫しながら立てる姿があり、保護者の皆様もドキドキされている様子が見られ和やかな時間が流れていました。

    自分が作った茶碗で、自分が立てたお抹茶を飲んでもらい、「おいしかったよ」と言ってもらえたり、褒めてもらえたり、頭を撫でてもらったり、普段幼稚園では見せないような子どもの嬉しそうな表情にこちらまで笑顔にさせてもらいました。

    お茶会が終わり部屋に戻る時には、「あ~ 疲れた」「足痛かった!」と照れ隠しのように友達とふざけ合う姿がありましたが、とても満足している様子でした。

     

    その後の給食では、スープの入ったお皿を「見て、お作法の持ち方~」と持ちながらおかわりに来る子がいました。普段の生活でも、手を膝に置いて座る時にじーっと自分の手元を見て、お作法で習った綺麗な手の組み方に直している姿を見かけます。日本の文化に触れ、所作を綺麗にしようとする姿は、さすが年長さん!と感心します。

     

    一つずつ行事が終わり、楽しい思い出が増えつつもお別れが近づいているな・・・と寂しくなりますが、最後まで笑顔で楽しく過ごしましょうね!